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リハビリ日記:105

主治医の話

主治医のY先生が4月から国立C病院に替わるため、
自動的に主治医を代えることになった。
「私が移って、代わりに2人入ってくるんだけど、どっちにする?」
「どっちでもいいけど、面倒だから診察室を替わらないとすると、どっちになるんかな?」
「そうすると、Hという女の先生になるわね」
こんな単純な話し合いで私の主治医が決まった。
これでもう私の入院当時の出来事や症状の経過を知っている先生は
リハビリのM先生しかいないけど、このM先生だって4月からは見てもらっていない。
発病してからの経過期間が6ヵ月を過ぎた者はこの4月からの
薬価基準の大幅見直しで普通の病院ではリハビリが受けられなくなったから。
こうして、主治医とは名ばかりの顔の見えない、思いの伝わらない人に、
これからの自分を託すしかない。これが私を取り巻く現実。
そして先週、初めてH先生の診察があった。
血圧を計って、腕や指の現状を問診して終わり。
案の定、ものの2〜3分のことだった。
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写真は最近の私の心境を表すような、
春だというのに雪が舞っている4月のある日。
by tomhana190 | 2006-04-29 07:58


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