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リハビリ日記:99

リハビリに通って5年目の話

私が通ってる病院、国立EN病院に通いだして丸4年が過ぎようとしている。
入院当初は毎日のようにOT(作業療法=手)PT(理学療法=足)を受けていた。
ST(言語療法=声)は希望して週に2度ほど面接形式で受けていた。
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退院後、リハビリを何処で受けるのかは本人の自由だったが
私の場合、月に一度、必ず国立EN病院で診察を受けなければならなかったので、
自ずとリハビリもここで受けるようになっていた。
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国立EN病院の場合、脳梗塞の診断が出てからの1年間は週に一度、OTとPTを受けていた。
と、言うことは発病から退院まで私の場合7ヵ月かかったので5ヵ月間はコレに当てはまる。
(STは受けてもしょうがない感じだったので退院してからは受けていない)
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発病後1年を過ぎるとOTとPTは月に2度、受けることができた。
私の場合、OTとPTを同じ金曜日にしてもらっていたので
毎週一度はリハビリを受けにこの病院に通っていたということになる。
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ここの病院の規定で発病後3年を過ぎるとOTとPTは月に1度しか受けられないという。
私の場合、去年の3月からその規定が当てはまるのだが何故か11月まで月に2度受けれた。
今、私は月に1回だけOTとPTを、時間に直して各1時間もないくらいのリハビリを受けている。
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ハッキリ言ってこれでは治るどころか、よくもならない。
うまくいって現状維持がいいところ。一度、主治医のY先生に相談したところ、
「この病院だけの規定であって、本人が受けたければ他の病院で受けれます」と言われた。
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ところで、私は名古屋市から身体障害者2級の認定を受けている。
ということは、リハビリ代金はもちろん脳梗塞に係わる治療・投薬代は免除。
そればかりではない、どんな病気でも基本的にタダというアリガタイ境遇にいる。
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と、いうことは国立EN病院以外の病院でリハビリを受けてもこれまたタダだという。
しかし、そんなに時間を割いても結果は自ずと判っている(4年も休まず受けている)。
かといって、リハビリを辞める勇気も今の私にはない。
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私の場合、突然起きた血液の固まりが脳に移動して起こした脳梗塞ではなく
常時、血液が固まりやすい状態になる病気(通称膠原病)だったため、
死ぬまで血液を固まりにくくする薬(ワーファリン)を飲まなければならない。
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そのために血液の固まる時間を定期的に検査(要は血液検査)して、
ワーファリンの適量(私の場合、初め4錠だったが今2錠)を決めてなければならない。
という訳で月に一度の血液検査は避けて通れないし、これを受けないと薬も受け取れない。
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発病からマル4年が過ぎ、私の気持ちとしては自分がなったこの病気、何処か遠くの話のようであり、
些細な日常ごとも満足にできなくなったという現実を突き付けられる毎日でもある。
リハビリとワーファリン。とにかくこの言葉に振り回される毎日です。
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写真は3月11日、我が家から事務所までの行く先々で撮った写真。
by tomhana190 | 2006-04-01 09:02


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