私の読書感想:5

鶴舞図書館で借りた蔵書/5
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貸出書籍17:『花の名古屋の碁盤割』
堀川文化を伝える会編:平成15年発行…定価400円

ホントはこの冊子が欲しくて真裕美に買いに行ってもらったのに何故か他の2冊も
勝手に買ってきてしまったというのが真相。前記の2册とは違って名古屋の城下町として
発展してきた碁盤割の町をホントに細かく紹介しているので読みがいがある。
寝る前にちょっと読んでみたくなる、ゆっくり読んでいると何か新しい発見というか
アイデアが沸いてきそうな、そんな本だ。

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貸出書籍18:『神と仏のいる風景』
国立歴史民俗博物館編:平成15年発行…定価2,300円

タイトルを見ただけで「今の私に関係のある本だ」と思って借りてきた本。
「第1部何が判るか社寺境内図」という内容で判るように絵図のことがこれでもかと続いている。
学術書というか専門書的内容だった。その中で「中世日吉社における神仏関係とその背景」
の内容が私には面白かった。日吉社(ひえしゃ)といってもピンとくる人は少ないと思うが
(そういう私も知らなかった)比叡山延暦寺に併設されていた当時日本最大の神社だった。
神仏関係の第1点は日吉社が延暦寺の鎮守社であったことである。
だから日吉社最大の祭り「山王祭」で延暦寺の最高責任者であり天台宗の最高位の僧侶が
日吉の神に奉幣を行なうということが現在でも続いている。その日吉社の本殿は
他に類をみない特殊なもので、床上の内陣には神を祀り、床下に設けた下殿と呼ばれる
祭壇には本地仏という仏を祀っていた。話が長くなるのでこれくらいにして、
要は神仏習合という実態が神社の本殿に現れていた事実が今でも残っている。
人々の強い願望が本来関係なかった神と仏を近付ける原動力になった。
今回、下から下から変化していったことを知った。

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貸出書籍19:『京都狛犬巡り』
小寺慶昭著:平成11年発行…定価2,200円

この本の著者小寺慶昭氏は何と『狛犬学事始』の著者ねずてつや氏本人だった。
ということは例によってデータの羅列でこの本そんなにお薦めの本ではない。
狛犬だけにとらわれ過ぎて、狛犬のあった神社とか氏子である近所の人達との交流とか
神社との心の交流がまるでない。人と狛犬との係わり合いの中に
何か面白い話を期待したのにまったくの無駄であった。

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貸出書籍20:『大阪狛犬の謎』
小寺慶昭著:平成15年発行…定価2,200円

内容的には前書と代わり映えしない。面白くない本である。
しかし、私のコトセンに触れた内容があった。「三先天満宮の境内の片隅に小さな祠があり、
屋根から下がった提灯に次のように書かれていた。天保初年 狛犬社 傷病快癒 中を覗くと
体長50cmの引退した狛犬が一対安置されていた。1830年に寄進され長らく社殿を
守護していた狛犬も老朽化し。昭和15年に新しい狛犬と交代したのである。
引退した狛犬が境内の隅で草に埋もれているのを見るのは悲しいことだ。
丹後地方では境内の片隅に狛犬を埋め墓標を立てているのを見て心が和んだことがある。
三先天満宮では社を建て狛犬社として祀ってくれているのだ…」。
こういう発見がいいんだよね。だからこんなショウモナイことも止めれないんだ。
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by tomhana190 | 2005-12-22 10:12


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